[ti:ルクセンダルク紀行]
[ar:Linked Horizon]
[al:ルクセンダルク大紀行]
[by:]
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[00:00.71]ルクセンダルク紀行 - Linked Horizon
[00:03.83]作詞：Revo
[00:04.88]作曲：Revo
[00:05.95]
[00:13.77]石畳 伸びる影 連れて歩く途
[00:32.77]港へ続く 長い坂道 キミは未だ知らぬまま
[00:52.38]
[00:52.83]人は皆 心に 哀しい季節を抱いて
[01:06.20]それでも… いつか… 笑えるから…
[01:12.82]灯火を絶やさないで…
[01:20.00]光が射した雲間… 旅立ちの空……
[01:36.01]
[01:51.76]乾いた砂の原に 儘 足跡残して…
[01:59.56]乾いた喉潤す 水を求め彷徨う
[02:06.99]
[02:07.73]灼けつく砂の上に 雫落とし進んだ…
[02:15.53]揺らめく地平の先 時を刻む陽炎
[02:22.87]
[02:23.74]風に頼り 動かしていた大時計は
[02:33.57]風が止まり 動力を失った
[02:43.75]昼も夜も 絶え間なく カッチ コッチ
[02:49.74]汗を流し 人の手で動かしていると言うのに…
[02:57.35]
[02:59.58]水源が乏しい砂の街では
[03:04.76]水を飲むのにも大金が掛かる
[03:09.81]生命の値段って幾らなのだろう?
[03:14.63]素朴な疑問に答えなどなく…
[03:20.29]悩むキミを置き去りに… 時計の針は進む……
[03:27.34]
[03:27.72]
[03:37.15]昼間でも薄暗い 花弁の内側で
[03:42.18]肥大した欲望と 自意識に濡れたまま
[03:48.11]造られた暗闇に 集う淑女
[03:52.99]照らす放電陽光管
[03:54.24]最高の美しさ 競い合う聖花祭
[03:59.67]
[03:59.92]流行の髪の色 流行の髪飾り
[04:11.52]流行の服装で 流行の笑顔作るの?
[04:23.00]
[04:23.26]外側を着飾れば 花よ… 星よ… 蝶よ…
[04:28.97]望んだように美しさ誇る
[04:31.95]素敵な自分になれると
[04:34.83]内側に隠された 素顔のままの自分と
[04:40.63]心の中の美しさ それには 目を背けたまま
[04:45.93]
[04:46.36]狂い咲く艶花の残り香に…
[04:55.16]キミは首を傾げた……
[05:02.59]
[05:22.21]海原に蕩えば 潮風が頬を撫で
[05:33.64]キミの髪を揺らして踊る
[05:38.98]流れる雲を追いかけて 海猫が消えてゆく
[05:51.59]水平線の遙か彼方 何があるのだろう?
[06:02.59]
[06:03.96]広がる世界が紡ぎだす物語
[06:08.51]旅人は驚き誰もが皆言うだろう
[06:13.07]巨大な船が丸ごと一つの国だなんて
[06:17.88]昨日のキミはそれを信じられたかい?
[06:22.31]今… 波も閑か… 穏やかな時間の中で…
[06:41.16]凪は黄昏を誘う…
[06:45.65]明日は… 何処へ往こう……
[06:55.65]
[07:15.68]怒り狂う 火山を背に 紅く燃える 溶岩の上
[07:24.62]疲弊しきった 人々の群れ
[07:28.98]終わりの見えぬ 内戦の日々
[07:33.22]
[07:33.93]暗い坑蔵に… 潜って… 籠って… 掘って…
[07:37.43]泣き叫ぶ声… 地上には…
[07:39.68]聞こえない… 届かない… 無理もない…
[07:42.37]稀少な金属… 狙って… 探って… 掘って…
[07:46.59]現実的な感情… 押し殺す…
[07:49.34]噛み殺す… 少年達――
[07:50.89]
[07:51.14]平和を守る為に 自由を謳う為に
[07:55.46]自分を殺し楯を取った者と
[08:00.18]豊かさを得る為に 支配者に成る為に
[08:04.67]敵を殺す剣を取った者と
[08:09.10]
[08:09.50]争いを繰り返す 戦いは終わらない
[08:13.99]やがて歪む勝利への妄執が
[08:18.60]無差別に人を屠る 猛毒を撒き散らす
[08:23.22]悪魔の虐殺を産み出した
[08:27.09]
[08:27.53]――そんな話を聞いて キミは何を想った?
[08:36.57]刹那… 浮かべた憂いの後に
[08:40.70]とても強い瞳をしてたから……
[08:46.84]
[09:02.50]白い華が風を踊る 寒い国の物語
[09:14.41]キミは不意に歩みを止めて 耳を傾けた――
[09:25.82]
[09:27.01]深い雪を尾根に纏う 険しい山に囲まれた
[09:39.05]古い村を襲った悲劇 笑みを凍らせた
[09:51.16]
[09:52.41]流行病は… かつて… 瞬きの間に… 広がり…
[10:04.64]嘲笑う様に… 唯… 無数の灯り… 消し去った…
[10:12.74]
[10:13.12]――永遠の未来を望むのは
[10:19.36]赦されざる罪なのでしょうか?
[10:26.10]それでも… せめて…
[10:30.28]愛しいキミよ… 健やかに……
[10:37.16]
[10:44.34]想い出す… キミと旅した日々…
[10:49.76]
[10:55.46]忘れない… キミと歩んだ日々――
[11:01.07]
[11:09.40]
[11:12.02]おわり